心臓リハビリテーション(入院)
入院初期にCPX(心肺運動負荷試験)を行い、一人ひとりに適正な運動処方を総合的に判断し、運動治療を実施しています。
CPXを行うことで、有酸素運動と無酸素運動の境界・どれくらいで狭心症の症状、所見が出るか・どの運動レベルで不整脈が出現するかなどがわかります。
運動の内容は全身の筋肉を使うトレッドミルやエルゴメーターを使用した有酸素運動を中心に、医療スタッフ(医師、理学療法士、看護師)の監視のもとで運動トレーニングを行います。
さらに、リハビリスタッフによる適切なストレッチや運動指導、管理栄養士による栄養指導、薬剤師による服薬指導なども併せて行います。
また、再発予防のために心臓病教室を開催し、ご家族の方にも積極的に参加いただいています。
- エルゴメーター
- トレッドミル
運動器リハビリテーション
患者さまの状態にあわせたストレッチ・筋力強化等の運動療法を実施し、退院後の日常生活の質の向上を目指しています。
入院期間中は、有酸素運動(歩行・自転車)を午前20~60分間、午後20~60分間行い、出来る限り毎日行っていただきます。
有酸素運動の前後には準備体操やストレッチ、バランス保持練習、セラバンド(ゴムチューブ)を使用しての筋力増強を目的とした運動を行います。